2017年10月30日月曜日


わたしの街の介護保険給付が手にとるようにわかる
第7期介護保険計画検討のための給付分析ソフト2017年版 更新情報 vol.4
V701 公開ソフトのご紹介


このページでは、10月26日公開の「給付分析ソフト2017年版V701」から、サンプルのマクロブック(健康長寿市見込量算定ブック)設定シートをご紹介します。

お申込み用ファイルはこちらから・・・
 ダウンロード> 有償パスワード申込書 
    ※広域連合を含め1保険者につき\50,000(税別)

第7期介護保険事業計画、見込量・保険料算定のポイントは次の三点になります。
1)人口推計
2)要支援・要介護認定者数の推計
3)各サービス量の今後の見込み

1)人口独自推計の取り込み機能
 人口推計に関しては、住基人口ベースなど各市区町村がそれぞれの地域の実情を踏まえた将来推計を行っており、これを見込量算定に容易に反映することが必要です。V701では、使いやすいデータ取り込み機能を実装しました。

2)リアルな認定者数の推計方法
 認定者数の推計では、平成24(2012)年以降6年間の認定者データをシステムに内蔵し、今後の認定率をトレンドを用いたスピンボタンで調整する方式としました。

★第2号・前期・後期の3区分ごとに人口推計と実績に基づき、平成37年までの見込みを分かり易く設定
★各区分ごとに要介護度別の内訳についても調整可能

3)直近の実績把握に基づくサービス量の今後の見込み
 とりわけ平成29(2017)年度は、総合支援事業の本格化、サービス事業者の利益率の低下・事業者間の競争激化という背景の下で、介護保険利用者数の減少、サービス間の移行といった状況が多く見受けられます。
 このため、サービス見込量の算定にあたっては、平成29年度の実績をできるだけ直近の実績まで把握し、今年度各サービスの利用者数の落ち込みなどが今後も続くものかどうか、あるいは年度当初の期間だけの実績把握によるデータの偏差によるものかを見極める必要があります。V701では、毎月の国保連による給付実績情報が届き次第追加集計し、現状データに反映させることができます。
 サービス見込量設定シートでは、こうした課題にビジュアルで柔軟なアプローチができます。

★設定シートに居宅サービスから施設サービスまでの現況データを読込み設定調整
★実績データのトレンドと今後の実数見込みをすべてのサービスで選択可能
★トレンド見込みではスピンボタンで傾き・切片調整が可能

こうした機能によって、市区町村の実情に即した適切な保険料算定が可能となります。
今後も見込量のシステム改良に努めて参ります。
どうぞ、ご感想、ご希望などあれば、遠慮なくお寄せくださいますようお願い致します。